تل الحمام

( トール・エル・ハマム )

トール・エル・ハマム(Tell el-HammamまたはTall al-Hammam)とは、ヨルダンアンマン県にある考古遺跡である。ヨルダン川下流の11.7km東、河口からほど近いヨルダン渓谷の東部にあり、死海の北東12.6kmに位置する。この遺跡には、金石併用時代、青銅器時代初期、青銅器時代中期、そして鉄器時代Ⅱの遺跡がある。また、この遺跡を聖書の都市と関連付けようとする様々な試みがある。近くにはHammam巨石原が存在し、周辺にはTall Nimrin、Tall Bleibel、Tall Mustah、Tall Iktanu、Tall Tahouna、Tall Barakat、Tall Kafrayn、Tall Ramaなどの遺跡がある。

遺跡の面積は約36ヘクタールで、平原から約30m高くそびえる小高い墳丘(Upper Tall)と、南西に広がる下部の町(Lower Tall)がある。遺跡の居住は、金石併用時代後期(紀元前4千年紀)に始まり、鉄器時代(紀元前1千年紀)からヘレニズム時代、ローマ時代まで続いた。最大規模に達したのは、重要な要塞が築かれた青銅器時代中期である。

トール・エル・ハマムでの発掘調査は、トリニティ・サウスウエスト大学のSteven Collinsが中心となって2005年から続けられている。この遺跡は、聖書の都市ソドムに関連するという主張のために論争の的となってきたが、主流の考古学者はこの仮説を否定している。また、爆発による壊滅的な破壊という主張も、科学界では懐疑的に受け止められている。

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