ゲベル・バルカル

ゲベル・バルカル(アラビア語: جبل بركل‎)は、スーダン北部にある高さ98mの小山。ハルツームの約400km北にあたり、ナイル川の屈曲部沿いにある。冒頭の文字「ج」は現地アーンミーヤで有声硬口蓋破裂音/ɟ/と発音するが、フスハーでは有声後部歯茎破擦音/dʒ/発音するため、ジェベル・バルカルとも言う。

紀元前1450年前後に、エジプト第18王朝のファラオ、トトメス3世がこの地方まで領土を拡げた時にゲベル・バルカルを南限とし、そこに都市ナパタが建設された。それから約300年後、ナパタはクシュによるエジプト第25王朝の首都となった。

ゲベル・バルカル周辺の遺跡には、少なくとも13の神殿と3つの宮殿が含まれる。それは1820年代の探検家の記録でヨーロッパにも知られていたが、本格的な発掘調査はジョージ・レイスナーの登場を待つ必要があった。彼は1916年からハーバード大学とボストン美術館の共同発掘隊のもとで調査に当たった。1970年代には、セルジョ・ドナドーニを責任者とするローマ大学 (Università degli Studi di Roma "La Sapienza") の調査隊が発掘を行い、80年代にはそこにティモシー・ケンドールを長とするボストン美術館の調査隊が合流した。

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Bertramz - CC BY 3.0
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