Windsor Castle

( ウィンザー城 )

ウィンザー城(ウィンザーじょう、英語: Windsor Castle)は、英国のバークシャー州ウィンザーにあるイギリスの君主の公邸の一つである。首都ロンドンの西34kmに位置し、テムズ川南岸に築かれた。イギリス王室の所有で、イギリス国王が週末に過ごす場所でもある。およそ45,000平方メートルの床面積を持ち、ウィンザー城は住居者がいるものとしては世界最大の城で、ヨーロッパでもっとも長く使われている王宮である。なおロイヤル・コレクションで、王室図書館にレオナルド・ダ・ヴィンチ手稿が蔵されていることでも著名である。ウィンザーの町中にあり、裏手にはウィンザー・グレート・パークが広がっている。

国王が週末を過ごすためにここを訪れているときには王室旗が、平日などのいないときにはイギリス国旗がはためいている。

11世紀のウィリアム1世がこの地に木造のモット・アンド・ベーリー形式の砦を築いたのが始まりで、その後何世紀にもわたって建て替えられてきた。城内はロウァー、ミドル、アッパーの3つのウォードと呼ばれる部分に分かれている。ウィリアム1世の砦は現在のウィンザー城のミドル・ウォード、円形の塔の部分に建てられたものであった。

ヘンリー2世は木製の防壁を石造りにし、また初めて石造りのキープ(城の心臓部となる、中央の塔)を建設した。ヘンリー3世によって建設された西部の防壁はその一部が現在にも残っており、現存するこの城の最古のものである。1350年より、城はエドワード3世によって一部を残して取り壊され、新しいものに再建された。またその後も建物が追加、改修されていった。

 ジェフリー・ワイアットヴィルによるセント・ジョージズ・ホールの1848年のスケッチ

上の城郭アッパー・ウォードには、庭園を囲むように王室の建物が配置されており、賓客の間、儀式の間、国王・女王の居間や寝室がある。公式諸間(ステート・アパートメント)は、1824年から1866年の間に、イギリス王ジョージ4世、ウィリアム4世とイギリス女王ヴィクトリアのために建てられた。1820年時代、ジョージ4世と建築家ジェフリー・ワイアットヴィル (Jeffry Wyatville)は、ウィンザー城のステート・アパートメントの大規模な改修を行った。この改修に、これより前の1800年から1811年の間にジェームズ・ワイアット が造った部分を合わせたものが、現在のゴシック式の城である。

2020年、イースト・テラス・ガーデンが40年ぶりに一般公開された[1]。

1992年ウィンザー城火災

ステート・アパートメントは1992年11月20日に発生した火災で大きな損害を受け、1994年から1997年にかけて修復がおこなわれた。

^ “英ウィンザー城のプライベートガーデン、40年ぶり一般に開放”. ロイター (2020年8月10日). 2020年8月10日閲覧。
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