ジャスパー国立公園(ジャスパーこくりつこうえん、英語: Jasper National Park)はカナダのアルバータ州にあり、カナディアン・ロッキー内における最大の国立公園。総面積は10,878平方キロメートル(4200平方マイル)におよぶ。位置的にはバンフ国立公園の北、エドモントンの西にある。
同公園はコロンビア氷原から流れ出す氷河、温泉、湖、滝、山から構成される。公園内に生息するものとしてアメリカアカシカ、トナカイ、ヘラジカ、ミュールジカ、オジロジカ、シロイワヤギ、ビッグホーン、ハイイログマ、アメリカグマ、ビーバー、ロッキー・マウンテン・ナキウサギ、ホーリー・マモット、オオカミ、ピューマ、クズリなどが挙げられる。
この地域でノースウェスト会社(the North West Company)のためにトレーディング・ポスト(en 西部開拓時代の交易所)を運営していたジャスパー・ホーズ(Jasper Hawes)にちなんで、ジャスパーと名づけられた。それ以前はフィッツフュー(Fitzhugh)と呼ばれていた。
1907年9月14日にジャスパー森林公園となり、1930年には国立公園法(National Parks Act)[1]が可決したことで国立公園に昇格される。2006年に訪れた観光客は198万8600人[2]。
世界遺産として同公園は山岳風景、氷河、湖、滝、峡谷、鍾乳洞があり、化石も発見されていることから、1984年にカナディアン・ロッキー山脈自然公園群の一部としてユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。
^ Parks Canada: Jasper National Park of Canada 英語 ^ Alberta-canada.com Frequently Requested Alberta Tourism Statistics(pdf) 英語
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