Haw Par Villa
歴史
ハウパーヴィラが「タイガーバームガーデン」の名でシンガポールに建設されたのは1937年のことである。1935年に完成した香港のタイガーバームガーデンに続く2番目の施設だった。当時シンガポールはタイガーバーム販売の拠点であり、この庭園は中国文化の紹介と共にタイガーバームの広告をも兼ねていた。
太平洋戦争中、1942年のシンガポール陥落と共にタイガーバームガーデンは日本軍に接収された。その後胡文豹・胡文虎は相次いで亡くなり、戦中・戦後にかけて庭園は整備がなされず荒廃した状態が続いた。 1950年代後半に至り胡文虎の息子胡一虎により再整備が進められるが、最終的にはシンガポール観光協会に売却され、胡一族の手を離れた。
1985年にハウパーヴィラと改称し、さらに1990年、園内を改装しアトラクションを配した有料の遊園地「ドラゴンワールド」として再オープンした。しかし経営は立ちゆかず、2001年には再び無料化されて遊具も撤去され、元の庭園としての姿に戻った。
虎豹別墅の名を冠する施設は世界に3つ存在したが、2000年に香港のタイガーバームガーデンは閉鎖されており、中国福建省の虎豹別墅は庭園ではなく胡一族に関する博物館なので、このハウパーヴィラが現在観覧することのできる胡兄弟の唯一の庭園である。
写真提供者:
S Pakhrin from DC, USA - CC BY 2.0
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