Avebury
( エーヴベリー )エーヴベリー(Avebury) () はイングランド南西部ウィルトシャーのエーヴベリー村近郊にある、3つのストーンサークルを含んだ新石器時代のヘンジである。大ブリテン島で最も著名な先史時代の遺跡の1つであり、 ヨーロッパ最大のストーンサークルが存在する。観光名所であるとともに、ネオペイガニズムにとって重要な宗教空間である。 新石器時代の紀元前2600年頃に作られたこの遺跡は、周縁部に大きなストーンサークルを持つ大規模なヘンジ(土手と溝のこと)と、遺跡の中心部に位置する2つの独立した小さなストーンサークルで構成されている。この遺跡が作られた本来の目的はわかっていないが、おそらく何らかの儀式や祭典に使われていたのだろうと考古学者たちは考えている。 エーヴベリー遺跡は、ウェスト・ケネット・ロング・バロウやシルバリーヒルなど近隣のより古い遺跡を含んだ、広域の先史時代の風景の一部であった。
英国の鉄器時代には既に事実上遺棄されており、ブリタンニア時代にこの場所で人間活動が行われていた形跡がある。中世初期にはまず村が遺跡の周囲に作られ始め、最終的に村は遺跡内部にまで広がった。中世後期から近代初期になると、地元の人々は宗教的理由・実用的理由により、ヘンジ周辺にある多くの立石を破壊したが、17世紀の好古家ジョン・オーブリーやウィリアム・ステュークリーはエーヴベリーに興味を持ち、破壊される前の遺跡の多くを記録に残した。20世紀になって、主にアレクサンダー・ケイラー率いる考古学的調査が行われ、ケイラーは遺跡の多くを再建する計画の監督を行った。
エーヴベリーを所有し、管理しているのは、慈善組織ナショナル・トラストであり、遺跡は一般公開されている。 エーヴベリーは世界遺産のみならず、英国の記念保存物に指定されており、世界遺産においては ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群として知られるウィルトシャー広域の先史時代の風景の一部として見られている。
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