珠穆朗瑪峰基地營
( エベレスト・ベースキャンプ )エベレスト・ベースキャンプはエベレスト登山のための基地となるキャンプ地であり、通常はネパール側の特定の場所、またはチベット側の特定の場所の2箇所のうちどちらかを指す。登山ルートのとり方次第ではこの2箇所以外の場所をエベレスト・ベースキャンプとする場合もあり得るが一般的ではない。
ネパール側、すなわちエベレストから見て南側のベースキャンプの標高は5,364メートル、座標は北緯28度0分26秒 東経86度51分34秒である。一方のチベット側、すなわち北側のベースキャンプは標高が5,150メートル、座標は北緯28度8分29秒 東経86度51分5秒となっている。基本的にエベレスト登山に挑むものがテントを張るだけの原始的なキャンプ場である。南側のベースキャンプは南東稜を経由して頂上へ至るルートに使われ、北側は北東稜をたどるルートに使用される。
南側ではシェルパやポーターがヤクなどの動物を利用して物資をベースキャンプまで運ぶ。北側は、天候にもよるが少なくとも夏の期間は車でのアクセスが可能である。登山者は通常、高山病のリスクを低減させるために数日間ベースキャンプにとどまり順応を待つ。
コメントを追加