Fontana di Trevi
( トレヴィの泉 )トレヴィの泉(トレヴィのいずみ、イタリア語: Fontana di Trevi)は、ローマにある最も巨大なバロック時代の人工の泉(噴水)。元は古代ローマの水道の終端点で、ローマでも有数の観光名所となっている。トレビの泉とも称される。
クイリナーレ宮殿の西側、スタンペリア通り沿いのトレヴィ広場(Piazza di Trevi)にあり、ローマ地下鉄A線バルベリーニ駅から徒歩圏内に位置する。
元々は古代ローマ時代に皇帝アウグストゥスが作らせたもので、ヴィルゴ水道(ヴェルジネ水道、乙女の水道の意)の終端施設としての人工の泉が場所を替えた後、今の位置になった。その後、泉は教皇クレメンス12世の命によりローマの建築家ニコラ・サルヴィの設計で改造、彼の没後の1762年に完成した。
2013年1月にはフェンディの支援により大規模な修復工事を行うことが発表された[1]。
2014年6月5日よりフェンディ単独で資金を提供して修復工事がスタートした。今回の資金提供は、ローマ市内にある歴史的な噴水を修復および保護することを目的とした「FENDI for FOUNTAINS」プロジェクトの一環として行われた[2]。
フェンディの支援による過去最大の修復工事は2015年に完了した[3]。
^ 「トレビの泉」で過去最大規模のお色直し、フェンディが支援 ロイター2013年1月29日 ^ 「フェンディ」が単独支援、「トレビの泉」などの修復工事がスタート 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News ^ “「トレヴィの泉」に入るお金は年間いくら?”. 東洋経済オンライン. p. 2. 2023年5月23日閲覧。
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