ティワナク(Tiwanaku)またはティアワナコ(Tiahuanaco)は、南米のボリビア多民族国にあるプレ・インカ期の遺跡名、およびその管区と村の地名。また、その時代の社会や文化をさす言葉としても用いられる。後に誕生するインカ文明と同じく、文字を持たない社会そして文化であった。

2000年に世界遺産に登録された。入場料は2006年現在10 USドル(80 ボリビアーノ)。遺跡は崩壊しているものが多い。ただし遺跡に付設する博物館に出土遺物が展示されており、博物館入館料も入場料に含まれている。

ティワナク遺跡は、現在のボリビア多民族国、ラパス県、インガビ郡(Ingavi)、ティワナク管区(Canton Tiwanaku)に位置する。チチカカ湖沿岸から内陸へ約17 kmほど入ったところにある。現在、遺跡は一部復元されているが、そのほとんどが徹底的に壊されており、また風化も激しいため、昔日の面影はほとんど残っていない。

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Pavel Špindler - CC BY 3.0
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