サバントゥイ

サバントゥイは、ロシアのヴォルガ川中流域の諸民族(タタール人、バシキール人、チュヴァシ人)の間で行われる夏の祭である。その起源は、ヴォルガ・ブルガール時代にまでさかのぼるとされる。初期のサバントゥイは、農民の祭であったが、後に民族の祭となり、現在では、都市部でも広く祝われている。