青海湖(せいかいこ、チンハイフー)は、中華人民共和国青海省(チベット・アムド地方)にある湖。モンゴル語ではココ・ノール(ᠬᠥᠬᠡ
ᠨᠠᠭᠤᠷ Хөхнуур/Köke naɣur「青い湖」の意)、チベット語ではツォ・ゴンポ(མཚོ་སྔོན་; mtsho sngon po)またはツォ・ティショル・ギャルモ(མཚོ་ཁྲི་ཤོར་རྒྱལ་མོ་; mtsho khri shor rgyal mo)と呼称される。
チベット高原北東部に位置し、面積5,701平方キロ、周囲360キロである。海抜3,201メートルの高地にあり、周囲から大小23の河川が流入する。湖水は平均水深約20メートル、最大水深31メートル、蓄水量1150億立方メートル。
中華人民共和国国家級風景名勝区(1994年認定)、中国の5A級観光地(2011年認定)である。
古くは「西海」と呼ばれていた。青海省の行政区画の名称には、この湖を中心として、海北チベット族自治州、海南チベット族自治州、海西モンゴル族チベット族自治州、海東地区と命名されたものがある。
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