Māori language ( マオリ語 )
マオリ語(マオリご、Māori:マオリ語発音: [ˈmaʊri], Te reo Māori)は、ニュージーランドの先住民族マオリの言語で、東ポリネシア諸語のひとつ。クック諸島マオリ語、トゥアモトゥ語、タヒチ語と深い関係があり、1987年にはニュージーランドの公用語の一つに認定された。同言語を使用する人の数は1945年以降急激に減少していたが、マオリ語を再活性化する取り組みがこの減少を食い止め、2015年頃から勢いを盛り返した。現在は、テレビ放送でも使われるなど、活力を取り戻している。
2013年に実施された国勢調査によると、ニュージーランドの人口の3.7%にあたる約149,000人がマオリで日常会話をすることができたという。2015年の時点で、マオリの成人の55%が何らかの言語に関する知識を持っていると報告している。しかし、これらの話者のうち、自宅でマオリ語を話すのはわずか64%で、「非常に流暢に」もしくは「流暢に」言葉を話せるのは約5万人にすぎない。
マオリ語には独自の文字体系がなかった。1814年頃から来た宣教師(Thomas Kendall,トマス・ケンドール)はマオリ語を学んで話し、ラテン文字を導入した。1817年、 ティートレ(Tītore)と彼の年少の親戚のトゥイ(Tui,トゥヒ(Tuhi)またはトゥパエア(Tupaea)としても知られる)がイギリスへ渡った。ケンブリッジ大学のサミュエル・リー(Samuel Lee)教授を訪問し、マオリ語の文法と語彙をまとめるのに協力した。ケンドール(Kendall)は、1820年にホンギ・ヒカ(Hongi Hika)とワイカト(Waikato,ンガプヒ族の下位の首長)とともにロンドンに旅したが、その中でリー教授が、この言語の音声学的表記を整え、「First Grammar and Vocabulary of the New Zealand Language ニュージーランド語の最初の文法と語彙」(1820)が出版された。ただし、英国聖公会宣教協会(CMS)の宣教師たちはこの本を高く評価しなかった。1830年までにCMSの宣教師たちはマオリ語の正書法を修正した。例えば、「Kiddeekiddee」は現代の綴りでは「Kerikeri」になった。マオリ語は母音の長短を区別する。現代の文章では通常長母音にマクロンをつける。古いテキストでは、長母音を二重の文字で表現するものがある(例"Maaori")。最近の例外については、以下の「長母音」を参照。