モアイ(Moai)は、チリ領イースター島にある人面を模したとされる石像。島の海に面したアフと呼ばれる高台に、多くの場合海に背を向けて、正確にはかつての住居跡を取り囲むように多数建てられている。大きさは4〜5メートル、重量20トン程度のものが多いが最大級のものは20メートル、重量は90トンに達する。島で産出される凝灰岩でできており、建造中に放置されたものも含め約900体ある。現在アフに立っている約30体は、すべて近代以降に復元されたものである。

造られた時代によって様式は変化し、初期の物とされるものの多くは、高さ3メートル程度と小型だが、時代が下るにつれ大型化していった。アフに建てられたことのあるものには頭と胴体があり、後期の、とくに大きなものにはプカオと呼ばれる赤い石が頭上に乗せられ、一部は目と思しき造作もされている。

これらの像の設置目的・用途については「祭祀目的で立てられた」と推測されているが、実際の祭祀形態については諸説あり、定説は未だにない。「イースター島」の項目も参照のこと。

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Makemake at German Wikipedia - CC BY-SA 3.0
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