バイコヌール宇宙基地

バイコヌール宇宙基地(バイコヌールうちゅうきち、露: Космодром Байконур、カザフ語: Космодром Байқоңыр、英: Baikonur Cosmodrome)は、カザフスタン共和国のチュラタムにあるロシアのロケット発射場である。現在、ロシア連邦宇宙局が管理している。また、ユーリイ・ガガーリンをのせたボストーク1号が発射されたガガーリン発射台があることでも有名。

1955年6月2日 - チュラタムにあるシルダリア河畔に建設された。 1957年10月4日 - スプートニク1号がR-7ロケットによりバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる。人類初の人工衛星打ち上げに成功。 1961年4月12日 - 同日9時7分に、ボストーク1号がユーリ・ガガーリン少佐を乗せて打ち上げられた。人類初の有人宇宙飛行に成功。 1960年10月24日 - 大陸間弾道ミサイルの試験打上げに失敗しニェジェーリンの大惨事が発生、多数の死傷者が出る。 1965年3月18日 - ボスホート2号がアレクセイ・レオーノフ飛行士を乗せて打ち上げられた。このあと、人類初の船外活動に成功。 1990年12月2日 - TBS記者の秋山豊寛が日本人初の宇宙飛行士として、バイコヌール宇宙基地からソユーズTM-11で宇宙へ出発した[注釈 1]。 1991年12月 - ロシアとカザフスタンの間でミンスク宣言がなされた。 1994年3月 - ロシアがカザフスタンに年間1億1,500万ドルの使用料を20年間支払うことで合意がなされた。これにより、宇宙基地内においてロシアの司法権および統括権が認められた。 2005年7月 - ロシアが租借しているバイコヌール宇宙基地の使用期限が2050年に延長された。年間の使用料は1億1,500万ドルで今までと変わらない。 2007年9月6日 - プロトンM型ロケットの打ち上げに失敗。2段目ブースターが点火せず、打ち上げ数分後に軌道から離脱、ジェズカズガンから南西に30マイル離れた無人地帯に墜落。推進剤に非対称ジメチルヒドラジンを使用していたため落下地域では環境破壊がおきた。このロケットには日本の通信衛星JCSAT-11を搭載していた。 2009年 - ロシア宇宙軍が撤退、ロシア連邦宇宙局の単独管轄になる[1]。 2013年7月2日 - プロトンM型ロケットの打ち上げに再び失敗。打ち上げ直後の1段のトラブルだったため、推進剤による広範囲な汚染が生じ、汚染除去作業が行われた[2]。 2021年12月8日 - 前澤友作を乗せたソユーズロケットの打ち上げが行われる。


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^ 『軍事研究 2013年5月号』 p.212 小泉悠による稿 ^ “Russian Rocket Crashes Seconds After Launch, Toxic Fuel Alight”. RIA Novosti. (2013年7月2日). http://en.ria.ru/russia/20130702/182002715/Russian-Proton-M-Rocket-Falls-Shortly-After-Launch.html 2014年5月6日閲覧。 
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