الصويرة

( エッサウィラ )

エッサウイラ(旧名:モガドール、ベルベル語 : ⵎⵓⴳⴰⴷⵓⵔ、アラビア語: الصويرةEssaouira (Mogador))は、モロッコ王国のマラケシュの西の大西洋岸の港湾都市。2001年に旧市街(メディナ)が世界遺産に登録された(ID753)。位置は北緯31度30分47秒 西経9度46分11秒

周辺の砂丘群にはBassia tomentosaPolycarpaea niveaHelianthemum canarienseなどのマカロネシアの固有種の植物が生え、北アフリカで珍しい7種の爬虫類と両生類が生息している。沖合の島々は渡り鳥の重要な中継地で、エレオノラハヤブサの営巣地でもある。一帯は2005年にラムサール条約登録地となった。

歴史は古く、沖合いのモガドール島からローマ時代のヴィラが発見された[1]。現在の町並みが形成されたのは1765年からで、その港により漁業、商業の中心地と位置づけられる[2]。

21世紀現在は世界遺産であるとともに、リゾート地としての側面と芸術の町という評価もあわせ持つ[3]。

^ Marokko Ingeborg Lehmann, Rita Henss p.243 ^ 三省堂編修所 編『コンサイス 外国地名事典』(3版)三省堂、1998年、125頁。ISBN 4-385-15338-8。  ^ “エッサウィラのメディナ(旧名モガドール)”. 不動産JP. 2014年11月3日閲覧。
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